YAPC::ASIA 2014

やばい。毎年YAPCでしかブログ更新してない。

というわけで、今年も行ってきました、YAPC::Asia 2014。
運営が変わってどうなるかと思ってましたが、今までと変わらずとても楽しめた。一年ぶりにひさしぶりですねみたいな人もたくさんいて、これでしか会わない人もたくさんいるなと思ったり。

トーク自体は2日間(+前夜祭ちょっと)ほぼいたので、Perl成分少なめではあったけど刺激を受けたのもいくつかあって、よかったなと思った。使わなかったけど、同時通訳は流れが切れないしとてもよい試みだったんではないかと思う。一個紛失があったのは残念でした。

そして、typoさんのキーノートはとても懐かしいのと、やっぱすごいなってのととても刺激があってよかった。近年のマネージメントの話もいいけど、やっぱりあんまり燃えない。サブテクのころもShibuya.pmとか参加してたけど、ああーすごい人いるなーっていう遠い世界で、Kamaitachi作ってたってころは、某氏に誘われてカヤックさんに遊びに行ったときにtypoさんKamaitachi作ってたなとか。懐かしい。懐かしすぎる。その時のhackathonに参加してたすごい人と今の会社で、一緒に働いてたりとかして長い間Perl書いてるとこういうこともあるんだなと思い返したり。20代へのアドバイスはそうですよねって感じで、20代は適切な場所で適切な努力をしよう。あと、30代にもアドバイス欲しい。あと、Jr.超かわいい

それと、お昼にはてなのみなさんと一緒できて楽しかった。実は寿司あんまり得意ではないのは内緒です。みなさんお疲れ様でした。

YAPC::Asia 2013 たぶんこれ見る

予定は未定

Day1

YAPC::Asia Tokyo 2013 オープニング
Postcards from the Edge The State of Perl 5 Development

Perlのモジュールを公開するときに気をつけておいたほうがよい**個のこと
BrowserStackを用いたクライアントサイドのテスト

ランチ

Inseide amon2-live-door-setup.pl with web application development 2013
SPDY, HTTP/2.0の使い方

モダンPerl Tips 50選
Dist::Zilla

僕の考えたFuture Perl

Build Your Own Exobrain

Lightning Talks Day1

Day2

Perlで書く結合テスト

これからのPerlプロダクトの形 & What's new in Carton & cpanm

ランチ

Emacs実践入門 Perl編 & 特別座談会

本当に遭ったレガシーな話
スマフォアプリ開発を支える認証認可アーキテクチャ

PhantomJSによる多岐にわたる広告枠の確実な表示テスト
フルテストも50msで終わらせたい

Lightning Talks Day2

Keynote

Closing

Perl QA Hackathon satellite at Tokyo 2013

自社で開催だったので短い時間でしたが参加してきました。Test::Doubleの未実装メソッドを実装していましたが、時間が足りなく一週間たってしまいましたが先ほどpull-reqしてみました。

それと、関係ないんですが放置してたAmon2::Setup::Flavor::Tengのpull-reqを取り込んで、Minillaizeしてリリースしました。MinillaはDocumentにしたがってmigrateすればいいので簡単で素晴らしいですね。

YAPC::Asia 2012

今年もYAPC::Asiaに参加してきました。スタッフのみなさん、スピーカーの方々、参加者の皆さんお疲れ様でした。

今年は三日間すべて参加できていろいろおもしろいセッションもあったんですが、特に印象に残ったPerl今昔物語のことを書こうかなと思います。miyagawaさん、nekokakさん、tokuhiromさんとnaoyaさんという4人でパネルディスカッションという形式だったんですが、懐かしい話が結構でてきて、色々思い出しました。

私がYAPCに最初に参加したのは2007年の津田ホールで、なんか桜が咲いている頃にやってた気がしますが、MJDのHigher-Order Perlの話を聞いてさっぱりわからんと思っていたのを思い出しました。確か懇親会でnipotanさんがHigher-Order Perlの本をじゃんけんで勝ち取っていたような。そういえばBradFItzさんとかAudreyさんとかも来てたのか。

あと、パネルディスカッションのなかでBlogHacksの話がでて、仕事でPerlを書き始めたのが前の会社入社してからなので2006年くらいで、当時miyagawaさんやnaoyaさんを知らなかったんですが、たまたまBlogHacksを読んでRSSリーダーを使い始め(BloglinesとかFeedbringer?だったような)いろんな人のブログを読み始めて、特にblog.bulknews.netとnaoyaのはてなダイアリーは全部の記事を読んだ覚えがあります。あと今年のゲストスピーカーだったmizzyさんに当時Feedbringerのフィードの見た目のユーザCSSでコメントしたような覚えが。懐かしいですね。

他にも、言語についてもあったんですが、昔よりも実用できる言語が増えてきていて、選択肢としては広がってるけど後方互換性とか安定性とかライブラリの充実とかでPerlもまだメリットあるよね!という話だったと思います。

いままでのPerlYAPCとこれからのPerlということでとてもいいセッションだったと思いました。転職という節目だったというのもありますが、いろいろ思い出すきっかけになりました。

最後に、来年もYAPCあるといいですね!

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ご報告

すでに一週間経過しておりますが、6年2ヶ月勤めた株式会社KDDIウェブコミュニケーションズを退職し、株式会社フリークアウトに転職しました。長い間お世話になり、社内外でいろんな人と出会えました。ありがとうございました。今後共よろしくお願いします。あと次のエントリはYAPCの感想になるはず。。あとage++
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安全なWebアプリケーションの作り方読んだ

体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践


GW中に山のように積み上がっている本を、一冊でも読み終わらせようと決めて、途中まで読んでしばらくおいてあった徳丸さんの安全なWebアプリケーションの作り方を読んだ。

内容に関しては、Webアプリケーションを作成するときに発生しやすい脆弱性について、なにがどうやって発生するのかと対処法を中心に、認証、認可、ログ、アカウント登録などの場面で発生しやすい脆弱性、文字コード関連、携帯電話、サーバ環境による脆弱性、プロジェクトにおけるセキュリティの扱いまで含まれている。個人的には、認証、認可、アカウント登録などをWebアプリケーションで、それら一連の流れを安全に行うにはどうすればいいか、ひとつの指針として使えると思う。

プロジェクトによって要求されることは違ってくるとは思うが、これを読んでおけば大きくハズレた脆弱性を含んだアプリケーションを作ってしまわないで済むと思う。ただ、本当はこういったことを気にしないで、すべての人が安全に実装できるようになるといいんだけどね。本当にやりたいこととは別なので。

Webエンジニアのためのデータベース[実践]入門読んだ

Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)

読んだ。この間Facebookに転職された松信さんが書いた本。

データベースの基礎から、障害対策、パフォーマンス、新しいバージョンのMySQLを使うことのメリット、NoSQLとの比較、MySQLの信頼性、MySQLソースコード解析、大規模な環境での運用まで、やはりMySQL中心ではあるが他のデータベースを扱かっている人でも有用な部分はたくさんあると思う。他にもSSDのランダムアクセスでの優位性がなんどか強調されていて、適切に使うととても効果が高いことがわかる。

データ量が少なかったり、アクセスが少ない場合はそんなに問題にならないが、ある程度の規模を越えるとこの辺知らないと、 なかなか厳しいんではないかと思う。Webエンジニアだけでなくて、 ちょっと前の知識しかないインフラエンジニアとかも読んだほうがいいと思う。