stumpwm

最近、開発メインで使っているUbuntuノートの
Window Managerをtokuhiromさんとかが使っている、
stumpwmにしてみました。


stumpwmはcommon lispで書かれたscreen likeな
Window Managerということで、偽lisperとしては
試さなくてはと。


インストールは、aptで必要なものいれて、stumpwmはgitから
いれてあげる感じでいけます。
stumpwm自体もaptで入るんですが、バージョンが古く
ドキュメントのコマンドとかと乖離があるのでgitから
いれるのがいいと思います。


aptで入れておくのはこんな感じ

gnupg2
autoconf
texinfo
sbcl
cl-clx-sbcl
cl-ppcre

sbclcommon lispの処理系の一つです。
(Steal Bank Common Lisp)
好みでclispでも動くそうです。
でもsbclのが安定しているらしい。


あとは、

git clone git://git.savannah.nongnu.org/stumpwm.git stumpwm

して、いつもの

./autogen.sh
./configure --prefix=/path/to/stumpwm
make
make install

(prefixはお好みで)


UbuntuはログインでWMを選択できるので
/usr/share/xsessions/stumpwm.desktop作って

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Type=XSession
Exec=/path/to/bin/stumpwm
TryExec=/path/to/stumpwm
Name=StumpWM
Comment=Stump window manager


こうすると、セッションの選択ができて
他のWMに戻りたくなってもすぐに戻れます。


あとは、HOMEの.stumpwmに設定をがりがり書いて使うだけです。
ここで、tokuhiromさんの設定にでてくる
define-stumpwm-commandはgitでいれたバージョンだと、
変更されていてdefcommandになっています。
たぶん参考にされる方がたくさんいると思われるので
気をつけてください。
詳しい内容は、公式にすべて書いてあるので
そちらをチェックされるのがよいと思います。
http://www.nongnu.org/stumpwm/manual/stumpwm.html#Top


2週間ぐらい使っていますが、操作にもなれてきて快適です。
ただ、いままでGNOMEに頼っていた部分も少なからず
あるので、設定関連をWMに依存しない形にいま変更しています。
network-managerとか。

プログラマなんかで、screenとか使っているかたは
試してみるといいんではないでしょうか。