本読んだ
更新しない間に地震やらありまして、なんか日常なのか非日常なのかよくわかんない感じになっていますが久しぶりに技術書以外の本を読んだのでブログでも更新しとくかという感じです。
読んだのはこれ。
- 作者: コリイ・ドクトロウ,岩郷重力+T.K,金子浩
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/03/10
- メディア: ハードカバー
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もともとtwitterで誰かが紹介していたのを見て読んでみたんですが日頃公開鍵だの使っている自分としては、なかなか面白かったです。
あらすじは
PCだのゲームだのが好きな高校生が友達と遊んでいるときに 爆弾テロに巻き込まれて、自国政府にテロの容疑をかけられて 友達と一緒に拘束され監禁やら拷問されるも釈放されるが、 友人はどこにいったかわからず、テロ防止のために常に監視されるように なるなか、帰ってこない友人を探し、テロ防止という名のもとに行われる 権利の侵害を止めようとする
というような感じです。
まあ奇しくも、現実では地震があって原発が危機的状況におかれ政府からの情報が重要度を増す中、ネット上でもさまざまな情報が飛び交い、先日流言飛語への適切な対応というかたちで要請があったり、物語の内容とリンクする部分が結構いま読むには面白かったです。
そんな中、今日は東京都知事選があり投票にいってきました。まあ、誰がいいのかなんてわからないんですが、自分で選ぶのが重要なんだと思います。物語の中にもこう書いてあったんで。
いまは国民のほとんどが候補者を選んでいない。それじゃだめだ。 選ばなきゃならないんだ。----自由を選ばなきゃ。